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2024年3月20日(水)私用により臨時休業日になります

米処庄内 信濃屋の注文餅|棟上げ餅(上棟式用餅)|誕生餅、一生餅、一升餅、背負餅(せおいもち)|小豆餡入り紅白餅|水取餅(お盆しそ餅)|正月餅、丸餅、切り餅、お供え餅(鏡餅)|送り餅、お歳暮年末のご挨拶に通販お取り寄せOK

1900年代初頭明治時代より餅を作り続けて来た信濃屋

当店では、鶴岡産水稲もち米を使用しています。
各種餅加工承ります。

親戚などからお歳暮などで頂いた、もち米を持ち込んで餅への加工が可能です。

恵みの土地で採れた原料で「美味しい庄内」をお届け

山形県の日本海側、庄内平野は日本有数の穀倉地帯
四季の変化が激しい地域でもありますが、自然豊かで実りをもたらす平野です。
うるち米の生産が多いですが、もち米の産地でもあります。


正月餅【丸餅】【切り餅】(送り餅)、鏡餅(お供え餅)

当店の正月餅作りの原点とは
昔々当店がある通りは、1990年代まで「高畑商店街」と言われていました。更に1970年代までは商店や企業がびっしりと軒を連ねていました。商店街には当店の菓子店の他、八百屋、魚屋、米屋、豆腐屋、鶏肉屋(現在も営業中)、喫茶店、呉服屋、床屋、美容室、医者(内科)、建設会社、鉄工所、自動車屋、板金屋、製材所などがありました。特に米屋さんは近所に3軒あり、米屋さんは年末になると各家庭から御用聞き(サザエさんの三河屋さんの感じ)して餅の注文を受け、当店に依頼が来るのでした。「○○米屋方○○さん」みたいな感じで受注していました。12月30日は、朝5時位から午後2時位まで餅つきをして丸餅や鏡餅を作るのでした。そして頂いた注文のうち30日で作り切れない例年来ない追加新規のお客さんの分は12月28日にしてもらって2日に分けて作っていました(29日は、にじゅうくで二重苦や苦餅、31日は、一夜餅といって嫌われている)。

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送り餅|丸餅

1990年代に入って以降、脱酸素剤を使って日持ちするパッケージが一般的になり、地元庄内の丸餅を東京など親戚へ年末のご挨拶として【送り餅】にして重宝されています。
こちらの商品は12月10日頃に作り販売していて、足りなくなれば順次作ります。
1袋18個入り(スーパーなどで一般的に5合入と言われる程度)です。
店頭にも並びますが、早めにご注文頂けますと助かります。


正月餅|丸餅、切り餅

東日本でお雑煮のお餅は「角餅」と思われがちですが、山形県でも酒田市や鶴岡市などの日本海側の庄内地方は、江戸時代の北前船交易によって京都の文化が入っていると言われ、お雑煮は「丸餅」が一般的。お雑煮に丸いお餅を入れるのは、東日本エリアでも山形県の庄内地方だけといわれています。
山形県内で内陸部(村山地方、置賜地方、最上地方)は角餅文化、庄内地方は丸餅文化となっています。
全国的な分布では、丸餅は西日本、角餅は東日本となっています。
庄内は、桜餅も道明寺製です。これも北前船の西回り航路によって京都の文化が入っているからと言われています。
脱酸素加工して日持ちが必要な方は、28日製造して30日お渡しになります。
切り餅は、のし餅にしてカットしてのお渡しで、カットは製造した翌日の為、翌日渡しになります。


鏡餅、各神事用の「お供え餅」

新しい年の健康と長寿を祈願して年神様をお迎えするのが鏡餅で、丸い餅を二つ重ねるのが基本です。当店では3段重ね、小判餅など各家での習わしに合わせ作成してきました。

当店では、2合のお供え餅(鏡餅)を床の間飾ります。
伊勢神宮の内宮を司る天照皇大神、外宮を司る豊受大神をお祀りする掛軸を祭り、三方に鏡餅、手前に譲り葉、上には橙(だいだい)の代わりのミカンを飾り付けます。
また、家の各所に年神様を迎える為、小さな鏡餅を神棚、仏壇、お稲荷さん、工場など、複数お供えします。
当店では、12月30日に餅つきをします。29日は、にじゅうくで二重苦や苦餅(苦持ち)、31日は、一夜餅といって嫌われているみたいです。
そして、1月11日の鏡開きで、お供えしていた鏡餅をさげて食べます。
現在では、12月30日に作り、午後にお渡しとなります。料金体系は丸餅とお供え餅の個数から米の升数を計算し、升単位での受注になります。お供え餅だけのご注文も承れます。(注文方法は、床の間用[2合(直径10cm程度)]お供え1組、車や台所など各所用[小(直径5cm程度)]5個)
脱酸素加工して日持ちが必要な方は、28日製造して30日お渡しになります。
現在、お供え餅は、スーパーなどで飾り付きで販売されていることもあり、すっかり少なくなりました。
しかし、近所で作ってもらっていたお店が廃業したなどの理由で、神社仏閣より各神事に使用する一升お供え餅など大型のお供えのご注文を頂いてたり、昔ながらの本物が欲しいと要望する方が新規で鏡餅に関するお問い合わせを頂いています。

お供え餅(鏡餅)サイズや選び方
床の間用の大きさは、お使いになる三方の四角形の長さ(対角線ではない)より、2cm程度小さい直径がお供え餅の大きさになります。

呼び名底辺直径(cm)使用する餅米(升)
5~5.50.032
3寸9~100.2
4寸120.35
5寸150.6
6寸180.92
1升201.0
3段(小)9~100.11
3段(特大)
3升5合7石
273.57
小判だ円形
長辺10cm位
0.124

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棟上げ餅(上棟式用餅)

注文頂いた、棟上げ餅です。
お供え類と撒くための小餅です。お金をセロテープで付けてあります。
(但し、お金とお金への水引付けは、お客様が用意して、前日まで持参頂く形になります。)

お供えは、翌日程度が切りやすい硬さかと思います。切ったあとは、オーブントースターやフライパン、魚焼きグリル、焼き網などで焼くのが美味しいかと思います。
※小餅は水を足して柔らかくしてあり、翌日までそのまま食べられます。味付けはしてありません。

賞味期限は+1日です。

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誕生餅、一升餅、背負餅(せおいもち)

満一歳の誕生を記念して「誕生餅」を背負わせて皆でお祝いをします。
一升餅とも言いますが、「一生餅」として「一生食べるのに困らないように」との願いが込められています。
また、1升の重さを背負い強い足腰でこれから先の健やかな成長を願って一升のお餅を風呂敷に包み背中に背負わせて歩かせます。
ですが…背中に2kg程度のお餅を背負っては後ろに転ぶのが当たり前です。
ですので当店では、紅白と0.5升(5合)2つに分けて胸と背中にそれぞれ背負って歩かせたり、後で食べやすいように小分けにしたり、小分けした餅を脱酸素袋に入れて日持ちするようにして、親戚縁者にお祝いのおすそ分けとしてプレゼントするなど、お客様のご要望に応じて加工致します。

世の中で1升の重さの解釈がいろいろあるみたいです
水1升は、1.8Lで1.8kg
生米1升は、容積1.8Lで1.5kg
生米1升(1.5kg)の蒸し上げ、搗きあがり餅重量は、2~2.1kg

1升餅を1.5kgや1.8kgで提供するお店があるようですが、当店では、餅搗きあがり重量の2kg前後で提供しています。

ちなみに、当店では誕生日ケーキもオススメで「うちの子、生クリームが苦手で食べないんだけど信濃屋さんのケーキは食べるのよ~」と言われることもある程、生クリームは厳選して使用しています。

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小豆入り紅白餅

慶事の際にご使用いただいております。会社でのお祝い事、町内会での敬老の日、子供会、スポーツ少年団、学童保育、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校など、お別れ会、卒業や入学などの記念の品としてご注文頂けます。

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水取餅(お盆しそ餅)

鶴岡のお盆は、旧盆と呼ばれる7月13日ですが、その際、蓮の葉に乗せて仏様にお供えするお餅です。
水取餅をシソの葉に乗せ包んだ餅で7月13日にお供えし、盆が明ける7月16日に焼いて頂きます。
水取餅を夏に3日も常温に置いておけばカビてしまいますが、シソの抗菌力で悪くなることなく盆明けに美味しく頂けます。


他のご注文を頂いて作る餅(黒糖餅、しな餅(くだけ餅)、えび餅

餅が搗きあがった後に混ぜ物をして作る餅です。

黒糖餅

搗きあがった餅に黒糖蜜を練りこんで作る餅、柔らかいので木のそね箱に流し、1晩置いて固まったところをカットして切り餅に仕上げます。

焼いて食べると贅沢なおやつになります。


しな餅(くだけ餅)

農家で、等級が付かず出荷できないうるち米のクズ米を粉にして餅に練りこんで作ったお餅

クズ米を持ち込んでもらい、当店で餅に仕上げます。昔は、砂糖が貴重だったことから塩小豆入りの餅を作っていました。


えび餅

餅が搗きあがった時、乾燥サクラエビを刻んで混ぜ込んだ餅

最近注文が無く、久しく作ったことがありません。
記録用にエビを刻んでいる写真だけがありました(笑)



作成風景(作り方)

信濃屋のYouTubeチャンネルより

当店では、12月30日に正月用のお供え餅や丸餅を製造しています。
熱い搗きあがりの餅を切って、みんなでまるめ可愛い丸餅に仕上げていきます。


熱い餅を流れない程度の温度まで冷えてきたら丸めて行き、お供え餅に整形していきます。
当店では、型を使わず手で形を整えます。
サムネイルは実際に三方に生米、鏡餅を乗せた状態です。



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